今回は2025年11月時点の各ファストファッションブランドのSNSフォロワー数を比較します。
SNSの中でも、ビジュアルを通じて世界観を伝える力が問われる──
そんなアパレル業界らしい特徴が数字にも表れています。
集計対象:X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、TikTok
ランキング
※単位は万人。2025/11/5時点で集計。
| 順位 | 店名 | X | YouTube | TikTok | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 無印良品 | 99.6 | 338.0 | 8.0 | 19.2 |
| 2 | ユニクロ | 192.8 | 194.0 | 13.0 | 55.1 |
| 3 | GU | 96.9 | 168.0 | 6.9 | 69.0 |
| 4 | しまむら | 128.9 | 112.0 | 3.4 | 9.2 |
| 5 | Avail | 58.0 | 50.8 | 1.1 | 8.9 |
| 6 | ワークマン | 10.8 | 57.6 | 1.9 | 17.4 |
| 7 | Honeys | 8.8 | 62.7 | 2.1 | 6.3 |
雑感
どのブランドもSNSの運用にかなり力を入れており、
さすがトレンドの最前線にいる業界だと感じました。
特に印象的なのは、無印良品のInstagramの強さです。
フォロワー数は他を大きく引き離しており、
服だけでなくインテリアや食など、ライフスタイル全体を提案する写真が多いのが特徴です。
「ファッション=暮らしの一部」という見せ方が、
SNSとの相性の良さにつながっているのかもしれません。
TikTokで1位だったGUも納得の結果でした。
若者向けのブランドイメージと、テンポの良い短尺動画との相性が抜群で、
Z世代をしっかり掴んでいる印象です。
投稿の雰囲気も軽やかで、他ブランドに比べて“遊び心”を感じました。
一方で、ユニクロは意外にも控えめな数字でした。
売上やブランド規模を考えるとトップかと思いきや、
SNSでは意外と落ち着いた運用に見えます。
それでも安定感は抜群で、どのプラットフォームでも上位をキープしており、
「王者の余裕」を感じさせるバランスの取れた戦い方でした。
ファッション業界のSNSは動きが早いので、
これからも定期的にデータを追いながら、変化を見届けていきたいと思います。
CSV
※本データは2025/11/5時点の各ブランドの公式アカウントを基に、本サイトが独自に集計したものです。
引用時は出典として「たろラボ(https://tarooji.com)」の明記をお願いします。


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