2025年時点でJリーグはJ1~J3まで全60クラブが存在していますが、今回はまず「J1クラブ」に絞ってSNSフォロワー数を調査しました。
各クラブがX(旧Twitter)・Instagram・YouTube・TikTokのどの媒体を強化しているのか、そして“総フォロワー数が最も多いクラブ”はどこなのかをランキング形式で見ていきます。
集計対象:X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、TikTok
ランキング
※単位は万人。2025/10/23時点で集計。
| 順位 | チーム | X | YouTube | TikTok | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 川崎フロンターレ | 47.6 | 20.5 | 12.2 | 12.2 |
| 2 | 横浜F・マリノス | 50.2 | 17.9 | 10.4 | 7.8 |
| 3 | 鹿島アントラーズ | 47.1 | 21.4 | 9.6 | 5.6 |
| 4 | 浦和レッズ | 47.7 | 20.8 | 9.4 | – |
| 5 | ヴィッセル神戸 | 21.9 | 32.2 | 14.7 | 6.3 |
| 6 | 名古屋グランパス | 45.2 | 12.2 | 6.4 | 3.3 |
| 7 | FC東京 | 26.9 | 12.2 | 7.0 | 11.1 |
| 8 | セレッソ大阪 | 24.7 | 15.8 | 10.7 | 2.8 |
| 9 | 東京ヴェルディ | 7.2 | 32.6 | 9.2 | 2.4 |
| 10 | ガンバ大阪 | 24.7 | 12.9 | 7.6 | 4.4 |
| 11 | サンフレッチェ広島 | 26.2 | 11.4 | 6.9 | – |
| 12 | 清水エスパルス | 18.8 | 8.7 | 4.9 | 1.9 |
| 13 | アルビレックス新潟 | 15.8 | 6.8 | 4.4 | 3.1 |
| 14 | 湘南ベルマーレ | 17.0 | 5.7 | 2.1 | 1.3 |
| 15 | アビスパ福岡 | 12.6 | 5.4 | 1.6 | 2.4 |
| 16 | 柏レイソル | 8.5 | 6.1 | 3.1 | 1.5 |
| 17 | 京都サンガFC | 9.3 | 5.3 | 2.4 | 1.5 |
| 18 | FC町田ゼルビア | 7.5 | 5.6 | 2.4 | 2.0 |
| 19 | 横浜FC | 7.5 | 5.4 | 1.7 | 0.4 |
| 20 | ファジアーノ岡山 | 4.6 | 4.6 | 2.0 | – |
浦和レッズ、サンフレッチェ広島、ファジアーノ岡山は公式TikTok有無が不明のため、集計せず。
雑感
上位を占めているのはいずれも歴史と知名度のあるクラブが中心でした。特に川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズ、浦和レッズなどはJリーグ黎明期からのファン層を持っており、X(旧Twitter)やYouTubeといった情報発信に強いプラットフォームで広く支持を集めています。
一方で、興味深いのは東京ヴェルディとヴィッセル神戸のInstagramの強さです。
実際に公式アカウントを確認してみると、試合中の写真だけでなく、選手のオフショットやピッチを離れた瞬間など「ファンが応援対象として“人”を好きになれる投稿」が多く見られました。試合の勝敗だけではなく、“推し”としての選手を感じられるコンテンツが、インスタ強者である要因のひとつかもしれません。
また、FC東京がTikTokで上位に入っている点も気になります。
ファン層に若い世代が多いのか、それともショート動画の作り方に何か工夫があるのか。ここは別の分析軸(年齢層・動画内容の傾向など)と掛け合わせると、面白い発見がありそうです。今後はTikTok特化型チームの「投稿スタイル」や「フォロワーの伸び方」なども比較してみたいと思います。
CSVファイル
※本データは2025/10/23時点の各チーム公式アカウントを基に、本サイトが独自に集計したものです。
引用時は出典として「たろラボ(https://tarooji.com)」を明記してください。


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