日常生活に欠かせない存在となったコンビニエンスストア。
商品開発やキャンペーンだけでなく、SNSでの発信にも各社の個性が表れています。
今回は主要コンビニチェーンのSNSフォロワー数を比較してみました。
あなたがよく利用するコンビニは、果たして何位にランクインしているでしょうか。
集計対象:X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、TikTok
ランキング
※単位は万人。2025/10/28時点で集計。
| 順位 | 店名 | X | YouTube | TikTok | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ローソン | 891.6 | 99.0 | 5.2 | 41.8 |
| 2 | セブンイレブン | 669.8 | 91.3 | 7 | 13.0 |
| 3 | ファミリーマート | 593.2 | 42.2 | 3.6 | 36.0 |
| 4 | ミニストップ | 160.7 | – | – | – |
| 5 | ニューデイズ | 26.2 | – | 0.1 | – |
| 6 | セイコーマート | 14.6 | 2.5 | 0.1 | – |
| 7 | ポプラ | – | – | – | – |
| – | デイリーヤマザキ | – | – | – | – |
「-」は公式アカウントの有無が不明。
フォロワー数1000人以下は「0.1」で統一。
デイリーヤマザキは「山崎製パン」としてのアカウントになるため、今回は集計対象外。
雑感
セブンイレブンが1位かと思いきや、トップに立ったのはまさかのローソン。
セブンイレブンに対してX(旧Twitter)では200万人以上、TikTokでは3倍以上の差をつける結果となり、SNS上での存在感が際立ちました。
ローソンはアーティスト、アニメ、ゲームなどのタイアップ企画も多く、デジタル空間での“話題づくり”が非常にうまい企業に見えます。
また、TikTokを運用している3社はいずれもYouTubeを上回る登録者数を持っており、これは前回のファストフードチェーン分析とも共通する傾向でした。
小売業や外食チェーンにおいては、“ながら視聴”のYouTubeよりも、短尺で直感的に訴求できるTikTokの方が相性が良いのかもしれません。
新商品の瞬発的な話題づくりや、リアル店舗とオンラインをつなぐ導線として、TikTokの影響力が今後さらに高まることが予想されます。
個人的に注目したのはセイコーマートです。
北海道ローカルという印象が強いものの、実際にはXやInstagramも活発に運用しており、地域密着型チェーンとしては非常に高いポテンシャルを感じます。
TikTokアカウントはまだありませんが、もし「ソフトカツゲン」など北海道らしいテーマで展開すれば、一気に注目を集める可能性もありそうです。
CSV
※本データは2025/10/28時点の各チェーンの公式アカウントを基に、本サイトが独自に集計したものです。
引用時は出典として「たろラボ(https://tarooji.com)」の明記をお願いします。


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